コントの人9の夜公演終了後に、会場とホテルの間にある繁華街で食事。
はじめての北新地。
最初はお鮨屋さん。
東京では見かけないウツボの唐揚げや、マンボウなどが品書きにあった。
「大阪ではウツボやマンボウ食べるんですか?」
と訊ねたら
「大阪で長いこと鮨を握ってるけど、ウツボやマンボウなんて握ったことないよ…。だいたい市場に入ってこないしさ。この店は土佐の魚がメインだから、土佐じゃ食べるんじゃない?」
とのこと。
「ウツボやマンボウは大阪で人気なんですか?」
と確認すると
「誰も食べないね。注文入ると捌かないとダメだからウツボの注文入って欲しくないんだよね」
と板さんが言っていた。
頭と尻尾があってお腹に身がついているタイプの魚は捌けるが、ウツボもマンボウもそういうタイプではないから捌き方がよく分からないそうだ。
東京だと、握りでなくてツマミで欲しい場合は
「アジ。ツマミで」
という感じで注文しますが、大阪の人は
「アジ。アテで」
と言っていた。
お刺し身少しと握り数貫でさっとお店を出る。
鮨屋のすぐ近くの近松へ。
近松門左衛門の近松。
なんで近松門左衛門かと思えば、新地って、大阪府大阪市曽根崎新地という住所なんですね。
曾根崎心中で近松門左衛門で、近松という店名なのだと思う。
雑居ビルの地下に降りると10名くらいのカウンターのみのお店はほぼ満席で男女比半々くらい。
醤油らー麺をオーダー。
細麺で、醤油がまろやかなちょっとだけ甘味のあるスープ。
とてもあっさりしていて、スープ熱々でおいしい。
いつかどこかで似た味を食べたのですが、どこか思い出せないのでオリジナリティー高いのだと思う。
塩らー麺は、麺の湯切りする際に麺に直接塩を振っていた。
この作り方も新しい。
さっと食べてライブ会場に移動。
ご馳走さま。