昨日のこと。
面会に行くと健太がグラサンかけてグレていた。
生後2日目の青春の蹉跌…。
新生児は胎盤から母親の赤血球を得ているが、出産後に、自分の身体で赤血球を造血(?)する様になる。
胎盤から得ていた母親の血が邪魔になるので、それを排出処理する過程で90%くらいの新生児に黄疸症状(新生児黄疸)が出るらしい。(こちら)
一般的には数日で黄疸症状は治まるのでなんの処置も必要ないが、稀になんとか値(忘れた)が高いままだと脳性麻痺になることがあるとのこと。
健太の場合は、7回の吸引分娩の影響で頭の形が変わっている(引っ張る力で頭が変形するが数日で治る)ので、そこに体液が溜まって黄疸になりやすいと説明を受けていた。
そしたらその通りになった。
そこでなんとか値が高い新生児にはブルーライトを当てる光線療法が行われる。
紫外線に当たると(日焼けの原理?)、古い不用な赤血球がどんどん破壊されて、おしっこになって体外排出される。
タニンニングマシンに入るときにサングラスをかけるのと同じで、眼を守るために、健太も、サングラスの絵が描かれたアイマスクをしていた。
早くもグレたのかと思って焦った。
2〜3日で治る(なんとか値が通常に戻る)場合が多いとの説明を受けたが、今日、面会に行ったら、なんとか値が下がっていて光線療法は終わっていた。
光線療法のことなど知らなかったので焦ったが、友人たちに聞いたら数名が光線療法を受けていた。
吸引分娩にトライした人に新生児黄疸は多い印象。
医者の言ってる通りだ。