David Bowieの新譜がリリースされたら突然の訃報。
リアルタイムはスケアリー・モンスターズからですが、10代の頃にはバンドでコピーしてたくらいに好きだったし、その後も来日の度にコンサート行ったりと、30年以上は聴き続けて、追い続けてきたアーティストなのでとてつもない喪失感。
新譜を聴いたり、Space Oddityを聴いたり、Starmanを聴いたり、ベルリン3部作を聴いたり、Let’s Dance以降を聴いたりしてましたが、グラムロックのスターであることは間違いないなく、そればかりか、ミュージシャンであり、ギター弾きで、サックスプレイヤーで、絵も描いて、俳優で、社会的なメッセージを発信し続けてきた人。
根底にあったのは(軸がブレない)トリックスターだったんだと再確認しました。
このポジションにいる人って唯一無二なので、それがまた、重ね重ね、とても、ひどく、残念で、悲しい…。
2013年に突然の復活があり、新譜の★(ブラックスター)ではかなり耽美で深いところにダイブしていたので、どう展開していくかが楽しみだったのに。
Changesのサビに
「Time may change me
But I Can’t trace time」
という一節がありますが、質量を持った物質である以上は時空間から解放されないのでtraceすることをやめてChangesということだったのかな。
デジタルデータとして残った楽曲の持つ意味や聴こえ方が、聴く側のぼくの変化でずいぶんと変わったので、少しだけtrace timeしている日々です。