この題材でリドリー・スコットが撮るのだから面白くないはずがないというか、面白いに決まっているのですが「火星モノ」に名作ないので、ちょっぴり不安でした…。
間違いなく面白いのだけど、ヒューマンドラマの部分が弱くてそこがちょっと残念。
「70億人が、彼の還りを待っている。」のもいいんですが、みんなが待っているだけだとボケるので、マーク・ワトニー(マット・デイモン)の家族とか、恋人とかを登場させて、その人たちが強烈に待っているというドラマを作った方が面白かったかも?
リドリー・スコットっぽさが皆無で、観てる途中でリドリー・スコットが撮ってるということを忘れてた。
途中でデビット・ボウイの曲が流れますが、亡くなった後ということもあって、本来の狙いとは違う聴こえ方しちゃった。