13ヶ月を過ぎて、健太の成長が加速してきた。(気がする)
髪も背も伸びて体重も増えているし、10メートルくらいは歩くし、握力や腕力がかなり強くなっているけれど、そういうフィジカル面よりもメンタル面の成長が加速してきた。
例えば食べ物の好き嫌い。
相変わらず掴み食べを続けていますが、好きなモノは絶対にくれないし、嫌いなモノは放り投げる。
少し前までは食べ物に対する執着がなかったので
「ちょうだい」
といって手を差し出せば何でもくれたのに、最近は、大好きなブルーベリーを横取りすると怒るし、両手でブルーベリー持ってるのに絶対にどっちもくれない。
好きな食べ物に対する執着心ゼロだったので、ここにきて彼の食い意地の扉が開いた模様。
よく笑うし大声で叫んだり奇声を上げたりするのは変わらず。
でもどんどん声が大きくなってるし、言葉にならない言葉で独り言をいったり、会話して意思疎通しようと懸命になってきた。
今までは
「お腹空いた!」
とか
「暑い!」
とか
「喉が渇いた!」
という1センテンス程度の長さの言葉をバブバブ&ムニャムニャ言ってるだけだったのが、ここにきて
「今日はいい天気だから早く遊びに行きたい!」
くらいのロングセンテンスの言葉を言う様になった。
何を言ってるのかさっぱり分からないですが、いっちょまえに、文章を組み立てているっぽい。
暑い、寒い、喉が乾いた、眠い、お腹空いた、面白い、楽しい、嫌いだ、嫌だ、○○したい(歩きたい、立ちたい、手に持ちたい)など、喜怒哀楽の感情は前からあったけれど、最近は怖いというか、身構える感情が芽生えたっぽい。
人見知りや、はじめての場所に緊張する感じ。(写真ははじめての逗子駅で、浮輪持ったりした大勢の海水浴客に緊張している健太)
馴染みのない人や場所に身構えるということは、逆に言えば、馴染みのある人や場所には心を開くということなんだから、鼻たれのくせに、どうやら彼なりに心を閉じたり開いたりしてるらしい。
怖いや緊張といえば、大きな音に驚いたり、怖がったりすることは以前からあったけれど、夜や闇やお化けが怖いみたいなのはまだ。
迷子になって、世界にたった独りぼっちになってしまったみたいな怖さもまだないと思う。(そもそも、まだ迷子になったことがないので分からない)
やがて服の趣味や、音楽、小説、映画、ゲームの趣味みたいな自我が確立されて、好きな人でもできて、裏切ったり、裏切られたりしながら大人になるのだろうけど、猜疑心とか、意地悪な気持ちなどのネガティブな感情も育って、どんどん汚れていくのかと思うとちょっと残念。
でもまぁ、健やかでモテる男に育ってくれれば十分かな。
きれい事ばかりも言ってられないし、清濁併せ呑むスタンスの方が芯が強くなるだろうし…。
ちなみに犬の知能って5歳程度らしいですが、ほんと、健太よりモグの方が賢いです(^^;