地元の焼鳥屋「鳥繁」で夕飯。
焼鳥屋さんって喫煙可のお店が多いですが、ここは少し前から完全禁煙(お店の外で吸える)になったので健太も一緒に行けるので有り難い。
人気店のため電話してもたいてい満席ですが、この日はたまたま2時間だけ空いてるテーブルがあったので慌てて移動。
定番&必須のそぼろ丼をオーダー。
ホールのお姉さんに
「子供に食べさせたいので(塩分控えるために)タレをかけずに貰えますか」
とお願いしたら
「はい、分かりました」
と、快諾してくれた。
ここまではよくある話しですが、厨房にオーダーを伝えに行ったお姉さんがすぐに戻ってきて
「そぼろの部分とご飯をわけてお出ししましょうか?」
と気づかいのひとこと。
そぼろ自体に味がついているため、タレをかけなくてもそぼろをご飯に載せちゃうとご飯に味が滲みてしまう。
頭(そぼろ部分)を別皿で提供してもらった方が塩気の調整できるので
「助かります。ありがとう。別盛りでお願いします」
と伝える。
ホールのお姉さんが厨房に行くとまたすぐ戻ってきて
「ご飯の上に海苔を敷くので、それも別に持ってきましょうか? それとうずらの生卵もかけるので、それも別にしましょうか?」
とのこと。
健太は海苔大好きですが、普段食べてるものを(気分で)急に食べなくなったりする。
万が一食べない場合は、ご飯に海苔を敷かれちゃうとご飯まで食べなくなるので別皿にしてもらう。
生卵はまだ食べさせていないので、うずら別盛りも助かる。
「色々気遣いありがとう。助かります」
と伝える。
しばらくするとお姉さんがやって来て
「旅館の朝定食みたいになっちゃいましたが、そぼろ丼です」
と、全ての具材が別皿仕様となった、健太専用そぼろ丼を提供してくれた。
白飯にそぼろを少しだけ載せて、刻み海苔を数本かけてスプーンで上げたらムシャムシャ食べた。
これで食べないと面倒&手間なのでほんと助かる。
健太が1人前も食べないことを思うと、4人掛けのテーブルを大人2名と子供1名で利用しているだけでお店には迷惑をかけている。
それなのに健太専用そぼろ丼まで作ってもらうと、とても嬉しいし申し訳ないので、ちょっと多めに焼鳥オーダーしてぼくも焼酎ガブ飲みモードになる。
少しでも多くお金を落として、なるべく早く退店するくらいしかお礼のしようがない。
途中、少し健太が愚図ったりすると、ヒカルと代わり番こで健太を抱っこして店外に連れ出し。
お店の目の前が目黒通りでバスが頻繁に行き来するので、お店の外に出ただけで健太ご機嫌。
相変わらず、バスに向かって手を振って、運転手さんが小さく手を振り返してくれているのに健太は運転手さんをガン無視。バスの車両が好きで手を振っているだけなので、運転手さんには興味がないっぽい。
交代交代で離席してて、これまた落ち着かない感じでお店や他のお客さんに迷惑かけてるので、大量にオーダーして、席に戻って来たら一気に食べて一気に飲んでの繰り返し。
急激に酔う落ち着かない食事(^^;
2〜3時間かけて食べる量を1.5時間くらいで早食いし、お姉さんにちゃんとお礼をして退店。
他にも色々と気遣いありがとうございました。
目黒通り(ファニチャーストリート)を歩いて帰る途中、一軒の家具屋さんに展示されたアンティークの木製の犬の置物を見つける。
モグそっくりなので、健太がずっと眺めていた。