全く期待せずに観たら面白くて驚いた。
これから観る人も多いと思うので詳細省きますが、チャラいけど芯がある役どころのクリス・パインがいい。
スタートレックと同系のキャラなので、この役者さんはこういう役どころが似あう。
「ハウス・オブ・カード」では、この世の者とは思えない空気感を醸し出してるロビン・ライトが出ていて、アマゾネス役(しかも戦士)なのにもブッたまげた。
この人、世界で1番ショートヘアが似合うと思うんですが、ずっと鎧兜を被ってるからショートヘア姿が見られないのが残念…。
300円分くらい損した気分。
女王様役の女優が、ダイアン・レインに似てて、ダイアン・レインなのかどうなのか分からず、映画終わって調べるまで落ち着かなかった。(違った)
ラスボスが普通のおっさんなので、どうにも盛り上がらなかったんですが、途中で変身して、悪そうになってくれたのでよかった。
何の捻りもない直球ど真ん中なストーリーなんですが、最後の台詞の演出が見事にハマってステキ。
女性監督のパティ・ジェンキンスならではの女性ヒロイン像。
モンスターのときもタフな女性を主人公にした映画を撮ってましたが、女性は強いし怒らせると怖いということを思い知らされる。
そして主演のガル・ガドット。
この人以外に有り得ないというくらいの見事なハマり役。
キレイで、タフで、セクシーで、チャーミングで、イノセントで、どこの人なんだか分からない(コミックから実写に飛び出した)浮世離れした感じに仕上りまくっていた。
いまから続編楽しみ。