昼休み。
うちから徒歩1分くらいの場所にある昔ながらのパン屋さん「碑文谷ベーカリー」(こちら)と目黒本町図書館(こちら)へ。
図書館の前でパンを食べて、トーマスの本を借りて30分くらいで帰ってくる予定が、健太連れて行くとままならぬ…。
まずは玄関を出てすぐ。
歩くのは嫌だから3輪キックボード(こちら) で行くと言うのでヘルメット被せる。(昔は帽子やヘルメット被せるのに、被る、被らない、行く、行かないで10分くらいの攻防があったけれど、帽子やヘルメットは嫌がらずに被るようになったので、これは成長した)
颯爽とキックボードで進むが、26号線を横断する必要があり、横断歩道が遠いので、なぜだか中途半端に架けられている歩道橋を渡ることになる。
そのためい健太の手を繋いで3輪キックボード持って、と、地味に大変。
3輪キックボードを店前に置いて碑文谷ベーカリーさんに入ろうとすると
「もっていく!」
と、3輪キックボードを店内持込みしようとするので、それをなだめるのに2分。
パンを購入。
お隣の図書館前へ移動。
図書館前のベンチに座って、ぼくはパンを食べる。
健太はヒカルが持たせたおにぎり。
10分くらいで食べ終わったので図書館に入ろうとすると、またもや3輪キックボードを持ち込もうとするので2分くらいかけて説得。
キックボードは図書館の外に
「おいていいよ」
となったが、どうしてもヘルメットは被っていくというので諦める。
図書館に入ると一目散にトーマスのコーナーへ。
トーマスの本をあれこれ眺めていますが、椅子に座らず立ったままなので
「あれ? 健太、椅子に座らないの?」
と聞いて見ると
「うんちしたから、すわらないの」
とのこと。
周囲が微かにうんち臭いので
「おむつ取換えようぜ」
というと
「トーマスよんでから!」
と、やや逆ギレ。
トーマスの本が取られちゃうのを気にしているっぽいので、おむつ取換える間、トーマスの本は見つけにくい場所に移動するという押し問答で3分。
図書館のあるビル2階のトイレに行くとおむつ交換用ベッドがない。
司書の方に確認すると、3階のトイレにはおむつ交換台があるとのこと。
3階に移動しようとするが、図書館を離れるのを嫌がる健太を説得すること2分、で3階へ。
おむつ交換台がある3階トイレに入ると、今度はベッドが赤ちゃん用みたいな簡易なモノで、そこに寝るのを嫌がる。
しまいには
「おてあらい くさいねー」
と言い出してビル3階のトイレを出て、ビル2階の図書館へ戻る。
うんちしたままなので座れず、ヘルメット被ったまま立ち読みを続ける…。
それなりにうんち臭いので、周囲に迷惑だから1度家に帰ろうと提案するが
「はーは(ヒカル)よんで!」
「はーはにでんわして おいでっていって!」
と愚図り始める。
なだめすかして「家に帰っておむつを取換えてから、トーマスの本を借りに戻ってくる」ということで合意を得る。
図書館を出て3輪キックボードを持って、歩道橋を渡って家に戻ろうとすると、途中の小さな公園のトイレを見つけて
「ここで おむつとりかえると いいとおもうよ」
との提案あり。
公園のトイレを見てみると、さすがに狭くておむつ交換できそうにないので
「ここでおむつ換えるのはムリだよ」
と伝えると
「そしたら ベンチでかえると いいとおもうよ」
とのこと。
人もいないのでベンチに立たせておむつ交換。
うんちをトイレに流して
「いっかい家に帰るか? それともトーマスの本を借りに戻る?」
と確認してみると
「すこし あそんでいこうよ。ちーち(ぼく)も あそんでいいよ」
と言って、夏場は噴水になるタイルの周りを走り回る。
しばらく走ると、汗をかいたみたいでヘルメットを脱がせてくれと頼まれる。
しばらくすると、今度は3輪キックボードに乗りたいのでヘルメット被せてくれと頼まれる。
しばらくすると、の繰返し…。
しばらくすると、エサを与えないでくださいという立て看を見て
「これ なんてかいてある?」
と聞いてくるので
「鳩やカラスやにゃんこに ご飯上げないでって書いてあるよ」
と説明したら
「ごはんたべないと おなかすいちゃうね」
と言って、持ってたおせんべいを鳩に上げようとするので
「ここでみんながご飯上げちゃうと、それでお腹いっぱいになって、おうちに帰って、ご飯食べられなくなっちゃうだろ。だからごはんを上げちゃダメなんだよ」
と説明して納得してもらえた。
1人だと30分もかからないのに、健太と一緒だと1時間以上かかって、結局本も借りられずに帰宅。
効率いいとか悪いとか、そういうことがどうでもよくなる白日夢。
しかし図書館でうんちって、もしかして青木まりこ現象(こちら)なのか?