和正(かずまさ)じゃなくて和正(わしょう)。
「和」風の「正」油で和正ということ、らしい。
場所は三茶と三宿の中間地点くらいで、昭和女子大の正門の対面の246沿い。
開店当初に何度か訪問して気に入っていたお店ですが、店主が腕を骨折してお休みが続いたことがあって、何回か骨折臨休にあたって行かなくなってしまった。
そんな和正に10年振りくらいで訪問。
ネット情報なので定かではないですが、店主は永福町大勝軒で修業した人。
確かに味の方向性や、丼とレンゲのサイズ感、生卵別盛りにできるなど、永福町大勝軒に通じるのですが、ボソボソした麺とメンマが永福町系とは全く違う。
スープも、昔はもっとコクがあった印象なんですが、ずいぶんとシャバ系(コクも塩味も控え目)になっていた。
人気店なのでランチタイムは常に行列。
ぼくが訪問したのは12時20分で4人待ち。
4人だったら10分待ちくらいかと思ったら、着席できたのが12時40分過ぎ。
提供が13時くらいだったので、4人待ちでも提供までに40分くらいかかることになる。
10席弱くらいのキャパで店主とバイトっぽい男性の2人オペなので、もう少し回転率上げられそうだけど、なにしろ店主の作業が丁寧なので仕方ないかな…。
オーダーが入ったらすぐに麺を茹でるのかと思ったら、まずは丼を麺茹で器の上に逆さに置いて茹で湯の蒸気で温める。
その間にチャーシューを切ったり、麺を解したり…。
麺茹で前の作業が終わると、温めた丼を調理台の上に移動させて、茹で湯を注いで丼を湯煎。
「最終的に湯煎するなら、蒸気で温める必要ないじゃん!」
と思うけど、なにかしら意味があるのかも。
永福町大勝軒や勝やはメンマが旨いのでメンマ増しにしたけれど、ちょっと好みと違った。
食べ終わるくらいになって、ここ、つけ麺の方が旨かったの思い出した。