ピクチャ 2.jpg

 イベントレポートの原稿を書き上げたあと、RSSリーダーでニュースやブログを流し読み。
 アップルの情報系ブログで紹介されていたPhotoSwapというiPhone用の無料アプリが気になったのでダウンロードして使ってみるとこれがヤバい。

 まずはアプリをダウンロード&インストール。起動すると写真を撮れと言われるので、写真を撮る。

 すると世界のどこかで同じ様にPhotoSwapアプリを起動してiPhoneで写真を撮った人の写真が送られて来る。

 その写真に、写真でレスしたければReplayボタンを押した後にまた撮影するだけ。
 Replayしたくなければカメラアイコンを押せばまた別の写真を撮る事ができて、その写真はまた別の人に送られる。

 環境設定で自分の名前と一言コメントを入れる事が可能。
 この名前とコメントが写真に付随して送られるわけだが、基本的に設定した名前とコメントは、再び環境設定に移行しないと書き換えられないので、アプリを起動して1度繋がった人とはずっと同じ設定が使われる。故に写真1枚毎にコメントするのは不可能。

 あとは撮影時にGPSのロケーションデータを送っていいかどうかの設定がある。
 GPSをオンにすれば、世界のどこで撮った写真なのかの情報が付与されるし、オフならさらない。

 いまのところスウェーデンのアップル好きの少年と、パリの誰かと、LAのおじさんと、東大和市の誰かと、ミシガンの22歳のゲイの男の子と、ブルックリンの誰かと繋がった。
 相手の素性はプロフィール欄のコメントで得た情報もあればGoogle Mapから拾った情報もある。写真にGPSデータが付随されている場合はそのアイコンをクリックするだけでGoogle Mapが開かれ、相手が世界のどこから発信しているのか、かなり正確な位置情報がゲットできるのだ。

 裸や卑猥な写真を送る人もいるだろうから、そういう人にはReportで応戦。
 Reportされた人はこのアプリが使えなくなるそうだ。

 まったくテキスト入力できないのがいい。
 テキストレスで、しかもお互いにいつでも打ち切れる権利とリスクを共有した、写真だけのコミュニケーション。(紙に書いた文字を撮影して送る事は可能だけど)
 しかも相手は世界中だ。

 プロフィール欄にメルアド入れてる人もいるが、そういうウェットな感じはこのアプリには似合わない。
 一期一会の刹那的な感じが未来的で面白い。

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