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 タオのせいで眠れないまま朝。ほとんど寝てないので困った。

 志賀直哉や梶井基次郎あたりが瑞々しい文体で描写すれば美しい日本文学になりそうなんですが、単に朝陽を浴びながら惰眠を貪っている駄犬。
 駄犬であり惰犬。

 知人の女子から気持ちのいいメールが届く。
 すがすがしい月曜日の朝。

 …と思ったら、新しい大きな水槽を得て室内生活に戻ったカメが、サーキュレーターを足場にして脱走を謀る。
 なので古い水槽を上にして脱獄防止。

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 …と思ったら。

 立ち上がると水槽の縁に手が届くらしくまるで止まり木に宿る鳥みたいになってやがる。
 マジでそろそろガメラみたいに空を飛ぶんじゃないか!?

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 どいつもこいつも手がかかり過ぎる。

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