生死を彷徨うほどではなかったが、5日も飲まず食わずで吐き続け、3日連続水分補給の点滴打ってるんだから相当に弱っていたはずだ。
だから少しでも早く良くなって欲しいという思いを込めて手当てをし続けた。水だって寝ている口元まで持って行って上げたし、ご飯だって寝ている鼻先に茹でた鳥肉のささ身をくっつけて食べさせた。心細いだろうと思って、一時も独りにさせない様に心がけた。
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そしたらそれがデフォルトだと勘違いしやがる。
仕事してるってのに足下につきまとうし、デスクの下で寝て「遊んでくれ」だの「水が飲みたい」だの「お腹空いた」だの「散歩に行こうよ」だのと催促し続ける。
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病気以降、タオが典型的なアホ犬化してるわけで、ウザさ100倍。
可愛いから許せるけど、可愛くなければ捨てる。
可愛いというだけで何をしても許されると思っているのが不思議。