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 半年近く髪を切ってなかったら売れないミュージシャン風に伸びた。鬱陶しくてしかたなかったんですが、切りに行くのも面倒でそれでさらに伸びるという悪循環。

 ぼくは全く自覚ないんですがさすがに40歳も越えると髪が薄くなっているらしく
「髪に艶と張りがなくなってるんだから、伸ばしてると薄毛を気にしてる様に見えるから坊主にした方がいいよ」
 と、ヒカルがいう。

「白髪は増えてきたけど、薄毛じゃないじゃん」
「薄毛じゃないかも知れないけど、若い頃とは違うんだから長髪だと貧乏臭く見えるって」
「そろそろ切った方がいいのは分かるけど、坊主の方がいいのかよ?」
「坊主でもなんでもいいけど、どうせ数ヶ月は切らないんだから、またすぐにぼさぼさになるんだから短い方がさっぱりと清潔感あるって」
「マジかよ?」
「うん。なんだったらバリカンで刈って上げるよ」
「そんなのいいよ」
「だったら愚図ってないで、早くカット行っておいでよ」
「来週行くよ」
「そうやって数ヶ月経ってるんだから、何しろ今週末中にカット行くこと!」

 みたいなやりとりがあり圧政にひれ伏した。

 馴染みのヘアサロンに行ったら
「伸びましたねー」
 と開口一番に言われる。
 そりゃそうだ。だって半年振りだもん。

「今日はどうします?」
「坊主にしてください」
「えっ!? 坊主って坊主ですか?」
「うん。坊主って、坊主ですよ…」
「だって西さん、坊主にしたことあります?」
「中学生くらいのときにスポーツ刈りにしたことありますよ」
「いや、子供の頃じゃなくて、大人になってから」
「大人になってからは坊主はないです」
「うーんと…。坊主って坊主じゃなくて、オシャレ坊主ですよね?」
「オシャレ坊主って?」
「ちょっと待ってください」

 …と言われて手渡されたのがオシャレ坊主ヘアカタログ。
 見たら坊主にも色々あってたしかにオシャレ。

「この中だったらどんな感じですか?」
「この中だったらこの感じですかね」
「この感じって、ほんとの坊主じゃないですか」
「そうですよ。だから坊主にするんですもん」
「それはやめましょうよ」
「なんで?」
「いや、あまりにもいきなりですよ」
「マジっすか?」
「マジっすよ」
「だったらお任せするので、おっさん風の坊主というか、おっさん用の坊主で頼みます」
「分かりました。おっさん用の坊主ですね」
「このカタログみたいに洒落っ気たっぷりにしないでくださいよ。スタイリング必要な坊主とか坊主の意味ないし…」
「分かりました。手入れの要らない坊主ですね」
「うん。手入れの要らないおっさん用の坊主で頼みます」

 …ということで、人生最長髪から人生最短髪へ。そしたら頭が寒い(^^;

 これでまた半年くらい切らずに済むかと思ったら、短髪の方が伸びると爆発頭になるから1ヶ月半くらいでまた切りに来てくれとのこと。

 決められた時間に、決められた場所に行くのが苦手なんだよなー。
 仕事でも遊びでもないのに、決められた時間に決められた場所に行くことって、通院(病院か美容院)だけでしょ?
 通院嫌いなんだよなー。
 カットに行くのとか、通院と考えずに、遊びに行くと考えれば楽しいのかも。
 女の子って、カットやパーマやカラーリングしてイメチェンするのは、遊び感覚で楽しんでいるのかな?
 どうしても「伸びてぼさぼさでみっともないから切る」という思考パターンだからいけないんですよね。

 そろそろ次は自分でバリカンか!?

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