タオとヒカルと散歩。
うちから半径300メートルくらいの近所の馴染みの総菜屋の前を通ると閉店の張り紙。
50余年続いた店が廃業しちゃうってのは寂しい。少し前に行ったときも店主のおじさんも奥さんも元気だったから、不況のこの時期に店を閉める覚悟ができたのかも知れない。病気で閉店ではないのでよかったけどそれにしても残念。
…と、次は、これまたうちから半径300メートルくらいの別の場所の街の蕎麦屋がオシャレな手打ちそば「ゆふ徳」としてリニューアルオープン。前の店を経営してた老夫婦の子供が経営してるのか全く別の人が居抜で始めたのか分からないが、内装もメニューも店が打ち出すテーマも一変。
昼の出前主体の店から、昼下がりに板わさで冷酒をくいっと呑んで、天ぷら蕎麦抜き（＝天ぷら蕎麦の蕎麦抜き＝天ぷらのみをあてに頂く）でも頂いたあとに、せいろでさっとしめて店を出る風な粋な店になっていた。
天ぷら盛り合わせでビールを呑んだ後に、二八のせいろ（ヒカル）とかけ（ぼく）を食べたら、つゆはほのかに甘いけど醤油がキリッと立った感じで、蕎麦は細く御前蕎麦みたいに白っぽい系。更級そばもメニューにあったので、そっち系の出身なのかも知れない。
そば湯はとろみがあるタイプじゃなくてさらっとタイプ。
ラーメンなどに比べるとかなり割高ですが、そばも旨いんだよね。