自分でもよく分からなくなってきたので「なぜに引っ越しでバタバタしているか?」を整理しておくと
 ・6月13日で契約更新で退去の場合は2ヶ月前に申告の義務あり。
  引っ越すなら4月13日までに引っ越し先を決めなければならない。
 ・しかしこの物件やロケーションは気にいっていて大家さんとの関係も良好。
  なので引っ越しせずに契約更新して、ここに住み続けるのもあり。
 ・とはいえそろそろ事務所用にも部屋を借りたいのと
  老犬タオの病院代やおふくろへの仕送りが増えそうなので家賃を下げたい。
 ・それにタオが歳なので2Fへの階段の上り下りが大変そうなので
  できるなら1Fに引っ越したい。
 ・どうせ1Fなら庭とかあるとタオが喜ぶ。
 ・それで何件か内見したら気に入った物件が幾つかあった。
 ・しかしそのうちの1つのタウンハウスは
  半地下みたいな駐車場なので車が入らない。
 ・「だったら車を買い替えてしまうのもありか?」などと考えていたら
  車を手放してもいい気もしてきたが
  タオを遊びや病院に連れて行くのにやっぱり車が必要。
 ・そしたら大家さんが更新に便宜をはかってくれたので
  さらにこのまま住み続けたい気がしてくるが
  やっぱりタオのことを考えると階段の上り下りがキツそうなので
  この先2年を考えると1Fか庭付きやルーフバルコニーなど
  散歩に出なくても外に出られる環境を実現してやりたい。
 という感じなわけです。

 そしたら東横線の駅至近の閑静で高級な住宅街に、レトロでいい感じに枯れた庭付きの物件がでてきた。家から車で5分なので慌てて内見に行ったんですが、庭に大きな桜の樹があったりして、それはそれは素晴らしい。
「やった! ついに見つけた!!」
 と喜んだのもつかの間、このお庭は眺めるためのもので犬を出したらダメとのこと。あらー。残念(+ +;

 …で、こうやって不動産屋さんから送られてきた物件情報を見たり、さらにネットで探している深夜、というか早朝。仕事だけでも忙しいのに、こんなことしてたら身が持たん。

 庭付きに条件を絞り込んでいたら、こんなのを見つけた。

ピクチャ 5.jpg

 部屋数も多すぎるし予算も完全にオーバーなんですが、庭があるだけじゃなくて池まであるってのは深い。うちで水槽で飼ってるカメだって、池に放して上げたら喜びそうだと妄想が膨らむ。

ピクチャ 4.jpg

 あとは誤植かも知れないけど「ペット可」じゃなくて「ペッ可」ってのも見つけた。ひょっとすると不動産用語なのかも知れない。業界用語ってなんでも省略しますからね。

 それと気になったのは
  ・ペット可
  ・楽器可
  ・外人可
  ・水商売可
  ・2人入居可
 などの記述が多いことだ。
 それは裏を返せば、上記の条件はダメってことだ。

 外国の方などはカルチャーや生活習慣が違うからトラブル(お国の料理を作ると香辛料臭くて苦情がきたりするらしい)が多いのは分かるし、水商売も時間が不規則だから住人に迷惑かかるケースが多いのも分かる。けれどもそんなに冷たくすることないじゃんね。

 タイ料理屋とかインド料理屋始めた外人で犬連れの2人組みとか、この東京では住むところが3軒くらいしかなさそうな気がする。

 東京砂漠だな。

 …で思い出したんだけどタオを飼い始めた頃に住んでいた千駄ヶ谷のマンション。
 ここは隣がイカれたフランス人の○○で、たまに挨拶したり立ち話する仲だったんだけど、ある日、ブロンド美人がぼくの部屋に訪ねてきて
「隣の○○と連絡が取れないから心配なの。ベランダから彼の部屋に入り込みたいからあなたの部屋を通してくれ」
 と頼まれたことがあった。
 そんなこと頼んでくるのもメチャクチャだけど、当時はぼくも隣の○○もメチャクチャな生活してたので、そんなことも別段不思議でもなかった。
 しかしいきなり女性がベランダ越しに進入したら○○が驚くだろうし、ヘタすると他の女の子と○○してたりして痴話喧嘩の修羅場になっても嫌なので、ぼくはその女の子を制して自分で○○の部屋をベランダ越しに覗いてみた。
 そしたら誰もいなかったので、その旨を伝えると
「○○に会ったらら、フランソワ(仮名)が訪ねてきたと伝えて。それにすぐに電話を頂戴と伝えてね。これが私の電話番号。よろしくね」
 と紙片を置いて帰っていった。

 数日後…。

 隣人の○○を見かけたのでフランソワ(仮名)が訪ねてきたことと、ベランダから進入したいと言ってたことを伝えると
「それは非常にヤバかったから、阻止してくれて助かったよ!」
 と、もの凄い大袈裟なお礼を言われた。日本人や外人など、取っ替え引っ替えに女の人を連れ込んでる奴だったから、女性関係でトラブって、しばらくなりを潜めていたらしい。言わずもがなである。

 しばらくしてテクノのパーティーやってるクラブでお互いにベロベロ状態で○○に会ったら、前のお礼だと言って酒をたくさんご馳走してくれた。そして再び○○は女の子をお持ち帰りしていた(^^;

 隣人がヘンな奴ってのを嫌がるか、それを楽しむかはこっちのスタンス次第。
 退屈な日常に彩りを添えてくれると考えれば、トラブルだって楽しめるはずなのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください