月曜日。雨上がり。花曇り。
雨に濡れた木々がキラキラ光って見えるので仕事部屋からR8のズームで撮影。広角単焦点のGRD2では部屋の中が写ってしまうのでこういう場合はR8の方が使い勝手がいい。
オートで撮ると白っぽく飛んだ写真になるので、雨に濡れた新緑のドギツイ緑を出すためにホワイトバランスを曇りに設定して絞りを1絞り絞ったら瑞々しさを通り越してプラスティックみたいな質感になった。
GRD2は、独特のブルーとしっとりした濃淡のコントラストは無敵だが、緑や黄色や赤の発色はGRD2よりもR8の方が好み。
ヒカルが買ったNikon D60(デジタル一眼レフ)をフェラーリやポルシェに例える(ミドルレンジだから最高機種ではないけど)と、GRD2はBMW X3くらいな感じでR8はミニクーパーみたいな感じかも。300キロもスピードでないけど、都内を小気味よく走ったり、雪道を走ったり、人や荷物を載せて走るのには不自由ない。
写真を撮るという目的のために存在する精密機器同士なのにその使い勝手が全く違うところが面白い。
車の例えで分かりにくければMacで例えるとNikon D60はMac Proで、Ricoh GRD2はMacBook ProでRicoh R8がMacBookという感じかも知れない。
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GRD2やR8程度の描写力を持ったコンパクトデジタルカメラが好きだ。なんと言ってもカメラは機動力が大事。持ち歩かないと撮らないからね。
一眼レフも魅力的だがレンジファインダーカメラが欲しい。そう思って調べたらライカのM8は本体だけ(レンズなし)で70万もする。
愕然。