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 北京はタフでノイジーでラフだ。

 お互いを理解し合おうと思って会えばどうにかなる。

 ローカルのトイレに慣れない。
 地元の人が食べる食堂でビール呑んで夕飯食べたら1人250円。
 初めて犬を見た。
 バーにいる女の子は店のホステス。客なのかと思ったら指名すれば3〜4時間で10元〜20元で一緒に呑めるらしい。1000円〜2000円かと思うと驚くくらい安い。
 ホテルでミネラルウォーターを買うと40元だから520円程度。地元の人が買う店だと1.5元。30倍の差というのが驚く。安いものは安い。高いモノは一気に東京より高くなる。

 北京オリンピックの時に地下鉄を15線くらいまとめて作ったらしい。これって東京でいえば2年くらいの間に、銀座線、日比谷線、大江戸線、南北線、丸ノ内線、千代田線などを一気に作っているに等しい。なんてことだ。スゴ過ぎる。

 好景気で富裕層ができてみんなマイカー。地下鉄との相乗効果で、北京名物の自転車だらけという風景が消えた。
 それに車の台数が多くて大渋滞が深刻化。そこで政府は渋滞緩和のために月曜日は末尾が偶数の車しか乗ってはダメみたいな政策を打ち出した。
 しかし富裕層は末尾が偶数の車と奇数の車の2台持ちで、曜日によって乗りわけているとのこと。全く渋滞緩和されず、もうメチャクチャ。

 出張のメインの仕事を終えて、食後にバーで軽く呑む。
 店を出たら雪だった。