「西さん、わたし二郎デビューしたいので連れて行ってください」
と、急に少女A(いまどきの女子大生とは趣が異なる友人の知人)から連絡が入る。
前にもこの娘には変なお願いされたんですが、今回もやっぱり変。
「食事連れてってください」
なら分かるけど、よりによって二郎デビューのエスコートなんて…。
こんな変なお願いされることもないが、自称ラーメン王としては光栄なので快諾。
しかし当日にいきなり仕事が入り、前回の約束はぼくがドタキャン。
そして今日、リベンジ。
二郎の呪文オーダーも下調べしてきて、胃が小さくなって入らないことを避けてちゃんと昨晩の夕飯も適度に食べてきたとのこと。
天気良し。
コンディションもバッチリ。
並んでいる間に二郎のなんたるかをレクチャー。
いざ決戦!
そしたらペロッと完食してたばかりか、他の野郎どもより速く食べてるのがすごい。
本当ならビールでも呑んでお花見したい気分ですが、食後に中目黒まで送ってほぼ満開の桜の下で別れる。
ランチにはちょっと長くて、デートにはちょっと短い1時間半。
それにしたって二郎500円より、もうちょっと高級なものくらいご馳走する経済力あるのになんで二郎なのか不思議(^^;
ヘタすりゃ娘みたいな歳なんだから、ラーメンご馳走してるのって怪しすぎる。
あしながおじさんになり切れない、たんそくおじさんみたいなものか?