エコじゃないこと2
基本は医療用のドギーフードだけど、ちょっとだけお肉やたまごやタオ飯(肉と野菜をお米をノンオイル・味付けなしで煮込んだもの)を食べて大喜びしていたんだから、それでよかったはず。 … それは分かっているんですが 「お腹すいてたらかわいそう」 と考えてスクランブルエッグを上げてしまうし 「喉が渇くだろうから」 とお水を換えるし 「暗いとうちが分からないかも」 とロウソクやお線香を絶やさないし 「声が聞こえないと寂しがるかも」 と、未だに声に出して名前を呼んでしまうし…。
基本は医療用のドギーフードだけど、ちょっとだけお肉やたまごやタオ飯(肉と野菜をお米をノンオイル・味付けなしで煮込んだもの)を食べて大喜びしていたんだから、それでよかったはず。 … それは分かっているんですが 「お腹すいてたらかわいそう」 と考えてスクランブルエッグを上げてしまうし 「喉が渇くだろうから」 とお水を換えるし 「暗いとうちが分からないかも」 とロウソクやお線香を絶やさないし 「声が聞こえないと寂しがるかも」 と、未だに声に出して名前を呼んでしまうし…。
別に昼から串カツを食べたいわけでもないんですが、なんかジュージューと揚げてる音がするだけで景気がいいというか、寂しさがまぎれる。… タオの思い出を話しているときに「タオはいい子だったよねー」と話すと、なんだか「だった」という過去形になっていることが悲しくなるので「タオはいい子だもんな」という風に現在進行形でタオに語りかけ直す。
腎機能が低下していたので、心臓の働きを強めて体内の血液の循環をよくして、腎機能低下を補っていました。 冷蔵庫には耳の薬と、網膜剥離で失明してしまった片目の消炎剤の目薬も残ったまま。
コンサートに行きたかったとか、エンターテイメントの神髄を見たとか、元気が出たとか、色々な感じ方があると思いますが、解き放たれてしまったんだなと思うとやっぱりとても悲しい。 … どんなことばをかけても言葉足らずにしかならないことを知っているんですが、それでも言葉をかけるしかない。
「そしたら夢の中のタオは凄く若くて素早くて、炬燵の中のチキンを勝手に食べちゃうの」 「それも去年のクリスマスじゃん。… でも夢の中のタオは、チキンを取り換えそうとすると歯をむき出して怒るの」 「噛みつかれたの?」
亡くなって数日してさすがに何か食べようと思ったんですが、料理する気にもならず、買いに行く気にもならず、ケータリングの人が家に来るのも嫌だったので外食することにした。 … そしてやっぱり同じ気分になって数日はなにも食べる気がせず、そろそろ何か食べようということになり、派手なものがいいということで相談した結果、正月に空いてるお好み焼き屋を探して広尾に食べに行ったことを思い出した。