夕食:完全マクロ

さすがに味は淡白なお麩の味というか要するにかぶの旨味を吸ったおつゆの味なんですが、見た目と歯ごたえが豚肉や鶏肉っぽいので十分にこれで旨いから不思議。  … 会席料理(懐石料理)に出て来るみたいな、かぶをくりぬいてそこにエビや鶏肉のそぼろを入れて蒸かして、最後にあんかけでとじて、おろし金でおろした柚子を抹茶をたてるろきの竹の 茶筅 で散らした煮物(関西風にいえば炊き合わせ)が食べたい。

デザート:あずきときな粉の黒蜜豆腐アイス(つづき)

お汁粉にお新香がついてくるんだから、甘いものに塩っぱいものが合わないはずがないし、あずきに柴漬けなんて色合いも和風でキレイすぎる。  … 温かいものと冷たいものとか、甘いものに塩っぱいものとか、ねっとりしたものにサクサクしたものとか、海のものに山のものなどなど、相反する組み合わせは、お互いを打ち消さずに引き立て合う場合があるから不思議だ。  

デザート:あずきときな粉の黒蜜豆腐アイス

精白された砂糖もNGなので、黒密で甘みを加えてミキサーにかけると、黒豆きな粉のぶつぶつがチョコチップみたいなアクセントになったどろどろの液体完成。  … しかしこの、なんちゃってマクロビオテックデザートがちゃんと固まってからひとくち食べれば、ほんのりと甘く、きな粉の香りがふわっとたちこめ、黒蜜のコクがねっとりと口中にからみ、あずきがアクセントになった大人のアイスになってるはず。(

夕食:サラダと野菜カレー

セロリ、タマネギ、ニンニク、リンゴをミキサーにかけて、オリーブオイルと醤油とお酢とからしで味を整える。  … 精白したモノ、化学調味料、添加物、保存料、着色料、動物性蛋白質などを完全に抜いたし、一物全体&身土不二も意識したので、この夕食はマクロビオテックとしては優秀。