ここ最近、新作の「ルナたん」(こちら)のこととモグのことしかブログに書いていないので、これだとまるで、モグが亡くなって悲しみつつ仕事しかしてないおじさんみたい(実際そうだけど)なので、他のことも書く。
iPhone7 plusに機種変更した。
plusシリーズはサイズが大きくて(ぼくには)バランスが悪いので7 plusではなくて7にする予定だった。
しかしデュアルレンズを搭載しているのが7 plusのみで、ポートレートモード(疑似的に被写界深度が浅い、背景がボケた写真が撮れるモード)に対応しているのが7 plusのみということで、仕方なく7 plusにした。
端末の重量バランスが変わったのか、大きくて使い勝手が悪いと思っていたらそうでもなかった。
片手でも落とさずに使える。
Suicaが便利なのは既知の事実。ガラケーのお財布携帯とandroid端末を経てやっとここに戻ってきた感じ。
健太が色々とこぼしたりするので、防水の安心感がある。
iOSがアップデートされて、ポートレートモードのβ機能が使えるようになったが、これがなかなかにくせ者。
まず、暗いとNG。
「もっと明るさが必要です。」
というメッセージが表示されてポートレートモードにならない。
昼間でも、薄暗いカフェとかNG。
夜の場合、オフィスくらいの明るさでも廊下とか、部屋の隅だとNGになるくらい光量を求められる。
疑似的に被写界深度を浅くするためのデュアルレンズのうち、望遠レンズのF値が暗いので仕方ない。
距離もシビア。
近過ぎると
「離れてください」
とメッセージが表示されるし、遠いと
「被写体を240センチ以内に配置してください」
と メッセージが表示されて、ポートレートモードにならない。
食事の写真も、テーブルの手前のお皿だと近過ぎるので、体をのけ反って、ある程度お皿から離れないとダメ。
食事のとき、写真を撮るのにのけ反っている人がいたらiPhone7 plusだと思って正解。(適当)
そんな制約をかい潜って撮ったのが、さぬきや(こちら)でランチしたときのうどんの写真。
うどんの背景がキレイにボケてますが、よく見ると、お皿の奥側の縁までボケてて、ちょっとヘンな写真になっている。
光学レンズの作用で自然にボケているわけではないので、これは許容範囲かな。
次は、ぼくの足下に立っている健太を撮った写真。
頭と顔にピントが合っていて、身体と足と地面はボケている。
健太の表情だけが浮かび上がっている風なので、こういうのがボケ味の醍醐味。
難しいのがこういう写真で、背景がボケている風にも見えますが、よく見ると健太の髪までボケていて、その影響で瞳が大きくなって魔物みたいになっているw
勘所が分かってくるとこういう魔物写真が減るんでしょうが、未だ分からないので、かなりの確率で魔物写真が撮れる。
まだこのポートレートモードは完成していないのでβ版としてリリースしているのですが、Appleが偉いのは、ポートレートモードで撮ると、ポートレートモードではない通常モードの写真も同時に残してくれているところ。
HDRの写真もそうですが、HDRのせいで台無しになることもあるので、HDRで撮るとHDRではない写真も残してくれる。
失敗しても通常の写真が残っている安心感があるので、HDRもポートレートモードも積極的に使いたいと思える。
結果、色々と学ぶことは多いし、モグがいたらいっぱい撮ったんだけどねー。