12月19日(土)のチケットを取っているのですが、全世界一斉公開となる12月18日(金)の18時30分が近づくと居ても立てもいられななくなり、慌てて21時20分のチケットを取って初日に観賞してきました。
TOHOシネマズ六本木ヒルズは大混雑で、レイヤー(ベイダー卿、ルーク、ジェダイ、シス、ヨーダ、C-3PO、レイア姫などなど)や、テレビの取材、プロモーションの本物(?)のキャラクターたち、主に30代〜40代の男女、テンション高い海外の方々でお祭り騒ぎ。
エスカレーターで上がった先に警備している風のストーム・トルーパーが立っていた。
この廊下は、普段から床が光っててトリップ感あるのですが、ここにトルーパーが立っていると、一気にスターデストロイヤーの艦内みたいな雰囲気になってステキ。
スクリーン7に入りM列3番に座ると、隣の4番を空けて、5番と6番にはライトセーバーなどのグッズまみれの2人。
上映開始少し前になると、空いていた4番のお客さん(ジェダイ)が来たのですが、彼が自作のライトセーバー持っていた。
これが、市販のモノよりかなりデカいのでどうするかと思ったら、柄の部分と、ライトセーバーの部分と3分割できるナイスな仕様。
さすがに独りでやってくるジェダイは気合いと装備が違う(^^v
隣のジェダイは、3分割したライトセーバーをバッグに突っ込み、セーバーが突き出したバッグを足下に置いた。
そしてスマホの電源をオフに。
とても礼儀正しいジェダイなのですが、残念なことに、突き出たセーバーがそれなりに高さがあって床に置いてるのにぼくの視界に入ってくる。
少し身体をずらせばセーバーが視界に入ることなくスクリーン全体が見えるのですが、通常の着座姿勢だと、どうしてもスクリーンを見る視界にセーバーが…。
隣のジェダイに
「すいません。ちょっと邪魔なので少し手前に荷物を引いてもらえますか?」
と言おうと思ったら、それを察してくれたのか、いい位置に荷物をズラしてくれて万事解決。
さすがジェダイは空気を読む。
本編始まる直前に大きな拍手。
STAR WARSのタイトルが表示されて、あのテーマ曲が流れると会場は大歓声と拍手に包まれる。
ぼくも拍手。
隣のジェダイは、両手を上げて興奮気味に拍手。
すると!
荷物の位置がずれて、彼のライトセーバーが、再びスクリーンを観るぼくの視界に入る様になってしまった。
こりゃマズい。
すでに本編が始まってるのに「荷物どけてくれ」なんて、急に現実に連れ戻される感じがして無粋で非礼だ。
そこで、なるべくジェダイに失礼のない言い方で伝えてみた。
「すいませんジェダイ。ライトセーバーを、もう少し手元に引いてください」
するとジェダイは
「すいません」
といって、すぐに邪魔にならないポジションにライトセーバーをずらしてくれた。
ぼくは心の中で
「May the force be with you.」
とジェダイに伝えた。(さすがに恥ずかしくて声に出すのはやめた)