学芸大のオシャレカメラショップmonogramがやってるCamera PeopleでWATERをテーマにしたフォトコンテストの作品募集をしている。
これにヒカルが応募すると張り切っている。
ボクもSNSの会員にはなっているんだけど、どうにもギャル&カフェ色が強過ぎてたじろぐ。要するに女の子っぽ過ぎるのだ。
WATERがテーマで思いつくのは
・公園の川などで水と戯れる子供
・プールで泳ぐ子供
・路上の水溜まりに映った街のネオン
・ガラスをつたう雨滴
・葉に乗った水滴
・水面に写った夕日や植物など
・川
・池
・海
・冷えたアイスティーのグラスがまとう水滴
・冷えたビールのジョッキがまとう水滴(これはカメピのカラーとは違う)
・ 滝
・噴水
・水を飲む犬や人
・水商売の女の子
など。
そういうイメージを描いてからこちらを見ると面白い。
応募者にも女性が多いんだと勝手に推測しますが、淡いグリーンがかった色調が女の子の好みなんでしょうね。そういう色調の写真が凄く多い。
要するに写真は、この世に存在するモノしか写せない。当たり前のことだ。
だからいいと思う写真は、そこに行けば誰にでも撮れるわけだ。
しかし季節や時間やシチュエーションによって世界は刻々と変わるので、例えば目黒区民プールで撮ったいい写真を見て「同じ様に撮りたい」と思って目黒区民プールに出掛けても同じ写真が撮れるわけではない。
しかも同じ時間に同じ場所にいても、アングルや画角や絞りやISOやシャッタースピードやレンズやカメラが違うのだから、逆を言えば、完全に同じ写真を撮る事は絶対に不可能ということになる。
それはボクが何気に撮った1枚の写真ですら、この世界のオンリーワンであるということを意味する。
だから何だと言われたら何でもないんですが、似た様な写真は山ほどあれど、全く同じ1枚は誰にも撮れないという当然の事実が写真なんだと思う。
だからどんな写真を撮っても、そこにはボクらしさが写り込んでいるわけだし、いい写真もダメな写真もなければ、巧い下手もない。
好きか嫌いか、単にそれだけなんである。