天ぷらって旨いですよね!?
数年前に赤坂の料亭みたいなお座敷に上がって、揚げる係りの人を囲む掘りごたつ円卓みたいなところで揚げたてをお好みで食べたら一人20,000円くらいで高くてビックリ。でも抹茶藻塩で食べてみたり、レモン絞ったり、すだちを絞ったり、天つゆで食べたりと、そりゃ旨いわけです。
しかしこのご時世に赤坂で天ぷら食べてる場合でもないので今日は家で天ぷら。
たらの芽、ふきのうとう、舞茸、烏賊、海老、茄子、いんげん、さつま芋、かぼちゃ、玉葱、紫蘇、竹輪などを、自分で天ぷら粉につけて、卓上コンロで揚げるのは楽しくて旨い。
材料費は2,000円くらいで外で食べるのに比べたら1/10くらい(2人+犬1匹だと考えれば1/20くらい)に抑えられたので奮発してスペインのcavaを空けた。フランスのシャンパーニュ地方で製造されるお酒がシャンパンであり、イタリアではスプマンテであり、他ではスパークリングワインと呼ばれる発泡ワインですが、スペイン産のスパークリングワインはcavaといいます。
これが天ぷらとバッチリ合ってやたらに旨い。
脂っこいものと泡ものといえばマックにコーラや串カツにビールなわけですが、天ぷらにスパークリングワインってのも無敵。
写真の揚げ物がなんだか分かりますか?
これはたらの芽。
一物全体のマクロビオッテック思想にちなんで外郭部分まで全部揚げしてるので根元が黒いですが、ここに苦みがあって旨い。
三つ葉や、ゴボウや、ニンジンや、烏賊や、海老や、桜えびなどを適当に混ぜた、揚げたてのかき揚げの旨さにも驚いた。
山の素材には天日干しした海の塩を使って海の素材には山の岩塩使うなど、ツウの人にいわせれば色々とあるみたいですが、そのまま食べたり、岩塩で食べたり、レモン絞って食べたり、天つゆ+大根おろしで食べるだけで十分に旨い。
さつま芋を薄く切って揚げたものはタオも大喜び。
春を揚げてみました。