この数日、東京はパラパラ雨&どんより曇り空。気温はそれほど高くないが湿度100%な感じで不快。
20代の頃なら、エコなどには関心もなく、クーラー最強にして、家で長袖のシャツを着て過ごすのが気持ちよかったシーズン。
しかしそんなにエネルギーを無駄遣いしてることが不快に感じるお年頃。なるべくクーラーかけずに、汗をかいている方が気持ちいいナイスミドル(=おっさん)になってきたんですが、女子の方が自然に近いから、若い頃から不自然なことよりも、自然なことを好む傾向がありますよね。ハーブティーとか、身体に優しい食べ物とか、エアコンオフとか、早起きとか、半身浴とか、ヨガとか…。
しかし男子の若い頃ってエネルギーが有り余ってるから、自然に逆らうことが気持ちよかったわけです。
クーラーギンギン、明かり煌々、肉がっつり、音楽ガンガン、酒グイグイ…。
余剰エネルギーを持て余しているから、それを相殺するためにさらにエネルギーが必要だった。
男が老いるというのは、だんだん女子化していくということな気がします。
20代の頃とは趣味や嗜好がどんどん変わり、今じゃ焼肉よりも、五穀米プレートのカフェランチの方が気持ちいい。
不自然でただれた日常を送っていても、自然と、自然に調和した生活の方が気持ち良くなるんだから不思議。要するにそれは、自然に逆らう&抗うエネルギーがなくなってきたから、自然と、自然に調和&従属するというだけのことなんですけど。
あまりの湿度にタオがくたばっていたのでドライをかけました。
窓を開け放って湿度100%の自然な生活よりも、ドライかけた方が快適という不自然さも不思議。
…というかこの蒸暑さは不自然。まるでバリ島にいるみたい。